久保社労士法人ニュース

就業規則は持ち出し禁止って、どこまで守れるでしょう?

2018.08.15

お盆休みらしく、帰省ラッシュや渋滞のニュースになっています。

私は、須磨寺にお参りしたり、迎え火を焚いたりと静かに「初めてのお盆」を過ごしています。

「ああもしたかった」「こうもしとけばよかった」とか日常に見るありきたりの景色でさえ「この景色を一緒に見たかった」と思います。私としては、ただ、ただ、元気に仕事するだけです!!

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さて、お客様から就業規則のお問い合わせをいただきました。同じようなご質問をいただくことがありますので、今日はメルマガにします。

みなさんは、社員さんから「就業規則のコピーがほしい」「就業規則をウチでゆっくり見たい」といわれたら、どうします? 

◇就業規則は社外秘 
◇就業規則は持ち出し禁止

「自由に見たらいいけど、コピーや持ち帰りはダメよ」というような返事をなさっておられる場合も多くあったと思います。

就業規則を定め、労働基準監督署に届け、社内で周知すれば法律的にはOKです。確かに「昔はそれでよかった」と思います。コピー1枚にも、結構なコストがかかった時代もありました。

企業が自社の就業規則を社外秘扱いとして、社外への持ち出し禁止と社外の第三者への開示を禁止とは、別物だと思います。これに違反した場合の懲戒処分を定めることも全て企業の自由です。

また、就業規則にある内容は、その会社の働き方についてのルールです。会社の大切なノウハウや情報が書かれてるわけではないです。その点でご心配があれば「秘密保持」に関する契約を徹底すべきです。

ですから、就業規則についていうなら、今は、もうそんな時代ではなくなったように思います。「就業規則は社外秘」でなくてもよい時代になったとも思います。

これだけ、働き方改革~ 働き方改革~という時代になり募集、求人の点からも、自社の働き方をオープンにする時代にもなりました。

自分の会社の働き方や給与についてのルール、教育研修や福利厚生などのルールについて『社外秘』とする必要がどこまであるのでしょうか?むしろ、今は、ネットで公開している会社や組織も増えています。

自分の組織の就業規則を積極的にオーブンにし、法令を上回る規定や、より良い職場ルールを自慢したっていいんです!

だったら、社員さんが「家でゆっくり見たい」「コピーがほしい」「就業規則をPDFでおくってほしい」と言われたら、

「はい、どうぞ!しっかり見てね~」と言って渡す方が絶対にいいです!!

また、深刻な労働トラブルに直面し、労務紛争となった場合であったとしてもまずは就業規則を確認するという作業からスタートすることになります。

そのトラブル解決をはかるために、就業規則を専門家に見せる必要性があるなら社外秘であることにとらわれず、持ち出してもよいと思います。

だって、社会保険労務士や弁護士などの士業の専門家には守秘義務がありし相談の段階で情報が外部に出ることはまずありません。

就業規則は、社長のご意向、経営者がこの会社の運営にあたり社員さんたちに伝え、わかっておいてほしいことを書くルールブックです。

働き方改革にともない、早めのご検討と就業規則の変更をお勧めします。

企業が禁止行為や罰則を定めることと、それらが法的に有効と判断されるかどうかは別問題だからです。

労働契約法では、企業の懲戒権について濫用法理が定められています。

懲戒処分についていうなら労働者の行為の性質及び態様その他の事情に照らして、客観的に合理的な理由を欠き社会通念上相当であると認められない場合は無効です。

また、解雇処分については、解雇濫用法理の厳しい制限を受けることになります。労働トラブルに立ち向かうには、何よりもその問題の解決が重要となります。

だから、就業規則社外秘にそこまでとらわれる必要はないと思います。

就業規則の見直しを何年も行っていないために法令の基準にそっていない就業規則やこの際、もっとハッキリ決めておくべきルールを書くべきであればぜひ、この機会に久保社会保険労務士法人にご相談ください。 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。 

今週もお元気でお過ごしください! 

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